彼ら
自分が悪いと知っていても他人に注意されるのはいやである。素直にあやまれない。不良ぶったりする。お前何様だ?と、腹をたてる。挙げ句、注意の仕方が悪いといいだす。
ああ面倒くさい。
土下座してみようか。
たぶん、これはこれで切れられるに違いない。
われわれが誠意をもってお願いしても、結局彼らはやめない。歩きタバコはなくならない。禁煙場所での喫煙はなくならない。ポイ捨てはなくならない。
なくならない理由は、やはりこうだ。
われわれの注意の仕方が悪いのだ。
われわれが、きちんと優しく丁寧に注意をすれば、きっと止めるはずである。
という冗談を考えてみる。
COPD慢性閉塞性肺疾患 (よくわかる最新医学) (単行本) [編集]
木田 厚瑞 (著)
内容紹介
タバコの害というと、まず肺がんがあげられますが、実は患者数で最も多いのがCOPD、慢性閉塞性肺疾患です。現在、日本で診断されている患者数は20数万人ですが、推定の患者数は五百万人とも七百万人ともいわれており、年間死亡者数は1万4千人余りで死因第10位ですが、年々増加傾向にあり、世界では2020年には死因第3位になると予測されています。最初はせきやたんや息切れで始まって、ゆっくり進むので見過ごされがちで、重症化して初めて診断・治療の対象になることが多いため、常時酸素吸入が必要になったり、寝たきりになったりする怖い病気です。ただ早く発見してきちんと治療すれば、進行を止めることができ、脳卒中・肺炎・心臓病といった合併症も予防できます。本書は、早期発見を可能にするチェックリストや肺年齢の測定、治療の第1歩である禁煙、新しい気管支拡張薬、呼吸リハビリテーション、日常生活の心得など、必要な情報を満載。
内容(「BOOK」データベースより)
タバコ病で死なないために。潜在患者数500万人以上ともいわれる21世紀の生活習慣病。最新の検査法・治療法と療養のコツで寝たきり防止。病気の悪化を防ぎ、肺の機能を回復させる禁煙のすすめ。
歩き煙草止めてください。
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