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「JTは受動喫煙リスクの告知義務怠った」咽頭癌の運転手がJT提訴

全国的に禁煙タクシー化の流れは定着したが、飲食店をはじめとする他の職場では受動喫煙の被害を依然として受け続けている。

 その原因は、長年にわたり受動喫煙によるタバコ煙の被害を正確に告知することを怠ってきた日本たばこ産業株式会社(JT)にあるとして、日本における「禁煙タクシー第1号」の運転手がJTを提訴し、健康被害に関する損害賠償1000万円と、たばこの製造・販売の中止、及び全国紙による謝罪広告を請求した。

 訴えたのは東京都に住むタクシー運転手の安井幸一さん(74歳)。2月25日に東京地方裁判所に訴状を提出し、受理された。

 生来の非喫煙者である安井さんは、1953年に法人タクシーの乗務員となって以来、55年にわたってタクシー運転手一筋に業務を続け、車内においての受動喫煙の被害を受けてきた。

 1975年までの法人タクシー時代には、1乗務(隔日実働約20時間)で30本から40本の喫煙にさらされ、同時に3人以上の喫煙をされる場合もあったという。

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COPD慢性閉塞性肺疾患 (よくわかる最新医学) (単行本) [編集]

木田 厚瑞 (著) 


内容紹介
タバコの害というと、まず肺がんがあげられますが、実は患者数で最も多いのがCOPD、慢性閉塞性肺疾患です。現在、日本で診断されている患者数は20数万人ですが、推定の患者数は五百万人とも七百万人ともいわれており、年間死亡者数は1万4千人余りで死因第10位ですが、年々増加傾向にあり、世界では2020年には死因第3位になると予測されています。最初はせきやたんや息切れで始まって、ゆっくり進むので見過ごされがちで、重症化して初めて診断・治療の対象になることが多いため、常時酸素吸入が必要になったり、寝たきりになったりする怖い病気です。ただ早く発見してきちんと治療すれば、進行を止めることができ、脳卒中・肺炎・心臓病といった合併症も予防できます。本書は、早期発見を可能にするチェックリストや肺年齢の測定、治療の第1歩である禁煙、新しい気管支拡張薬、呼吸リハビリテーション、日常生活の心得など、必要な情報を満載。 

内容(「BOOK」データベースより)
タバコ病で死なないために。潜在患者数500万人以上ともいわれる21世紀の生活習慣病。最新の検査法・治療法と療養のコツで寝たきり防止。病気の悪化を防ぎ、肺の機能を回復させる禁煙のすすめ。 

歩き煙草止めてください。

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