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日本頭頸部癌学会

禁煙・節酒宣言 -頭頸部癌にかからないために-
頭頸部癌とは口腔癌、鼻・副鼻腔癌、咽頭・喉頭癌、唾液腺・甲状腺癌など首から上の臓器(脳と眼を除く)に発生する癌をいいます。日本頭頸部癌学会の調査では、頭頸部癌の多くは口腔、咽頭・喉頭領域や食道および肺に重複多発する傾向があり、さらに重要なことは喫煙と過度の飲酒がその発生の強い誘因として関わっていることが判明しています。このように、共通の誘因により、いくつかの領域にまたがって広く発癌する現象は広域発癌field cancerizationといわれ、最近注目されてきました。この点については医療界にはもちろん、国民の皆様にも、もっと広く認識していただきたいと考えています。
喫煙が虚血性心疾患や種々の癌など多くの疾患の誘因であり、受動喫煙も含めて健康に悪影響を及ぼすことは近年の科学的根拠の蓄積により今や周知の事柄です。平成15年5月「健康増進法」の発効および平成16年6月WHO「たばこ規制枠組み条約」の批准などで、わが国においても具体的な対策が進み、さまざまな学会・団体からも禁煙宣言が出されています。

。。。つづき


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COPD慢性閉塞性肺疾患 (よくわかる最新医学) (単行本) [編集]

木田 厚瑞 (著) 


内容紹介
タバコの害というと、まず肺がんがあげられますが、実は患者数で最も多いのがCOPD、慢性閉塞性肺疾患です。現在、日本で診断されている患者数は20数万人ですが、推定の患者数は五百万人とも七百万人ともいわれており、年間死亡者数は1万4千人余りで死因第10位ですが、年々増加傾向にあり、世界では2020年には死因第3位になると予測されています。最初はせきやたんや息切れで始まって、ゆっくり進むので見過ごされがちで、重症化して初めて診断・治療の対象になることが多いため、常時酸素吸入が必要になったり、寝たきりになったりする怖い病気です。ただ早く発見してきちんと治療すれば、進行を止めることができ、脳卒中・肺炎・心臓病といった合併症も予防できます。本書は、早期発見を可能にするチェックリストや肺年齢の測定、治療の第1歩である禁煙、新しい気管支拡張薬、呼吸リハビリテーション、日常生活の心得など、必要な情報を満載。 

内容(「BOOK」データベースより)
タバコ病で死なないために。潜在患者数500万人以上ともいわれる21世紀の生活習慣病。最新の検査法・治療法と療養のコツで寝たきり防止。病気の悪化を防ぎ、肺の機能を回復させる禁煙のすすめ。 

歩き煙草止めてください。

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