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WHO、日本の煙草を警告

日本、たばこ安く・喫煙率高く――WHO報告、先進国で突出

 世界保健機関(WHO)は7日、世界各国のたばこ規制に関する包括的な報告書をまとめた。報告は喫煙による健康被害を防ぐ方法の1つとしてたばこ価格を引き上げるのも有効と指摘。日本ではたばこの値段が他の先進国に比べて安いことが高い喫煙率につながる一因という見方を裏付ける結果を示している。

 WHOが主導した2005年2月の「たばこ規制枠組み条約」発効から約3年。締約国は152カ国に上ったが、報告は「規制が十分整った国の人口は世界の5%にすぎない。このままでは30年までに毎年800万人たばこ被害で死亡する」と警告、各国に規制強化を求めている。

 主要先進国の人気銘柄の価格を06年時点の為替相場でドルに換算すると、日本の2ドル58セント(300円)は英国の9ドル69セント、ノルウェーの10ドル14セントなどと比べ格段に安い。日本のたばこ税率は約58%(国と地方のたばこ税、たばこ特別税の合計)で欧州主要国に近い水準にあるが、消費税も含めた小売価格の低さが目立つ。これに反比例する形で男性の喫煙率も43.3%と、他の先進国の20%台に比べて際立っている。

(ジュネーブ=市村孝二巳)

http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2008020709516h1


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