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未成年者がタバコを吸わないために、未成年者へメッセージ

未成年者がタバコを吸わないために、未成年者へメッセージ(過去記事へのTB)
タバコに書いてます:

 

喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなり、心筋梗塞・脳卒中の危険性や肺気腫を悪化させる危険性を高めます。未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙の依存が生じます。

 

 

解説します。

 

 

> 喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなり

 

 

これはその通りでしょう、問題はその後です。

 

 

>(喫煙は) 心筋梗塞・脳卒中の危険性や肺気腫を悪化させる危険性を高めます。

 

ここに催眠効果を期待する表現がありますね。喫煙は、これら病気を悪化させるではなく、「危険性を高めます」と、高めるとしかいわない。「危険性がある」でも、可能性を示唆するだけの弱い表現であるのに、危険性を高めるという表現で、危険であることを二重三重に薄めています。また、さらに怖いのは、

 

 

 

「心筋梗塞・脳卒中や肺気腫などになる危険性がある」

 

ではなくて、

 

「心筋梗塞・脳卒中の危険性や肺気腫を「悪化」させる危険性を高めます」

 

 

 

なのです。決して、これらの病気になる可能性にはふれず、すでに病気になった場合に限り悪化させる事に限定しての「危険性」について言及し、しかも危険性があるのではなく危険性を高めます。とこーきたもんだ。

 

 

「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなり、心筋梗塞・脳卒中の危険性や肺気腫を悪化させる危険性を高めます。」

 

 

どうですか?ニコチン中毒で判断力が衰えた人がこれを読んだら、喫煙自体が心筋梗塞や脳卒中や肺気腫になる可能性はないのだ、悪化させる危険性だけ高めるから、健康な人が吸う分には問題ないのかな、と思うでしょう。ニコチン依存症患者の弱いところをつく、うまい表現です。JTにとって、喫煙者が沢山吸えば儲かるわけで、禁煙なんかしてもらうと困るわけです。彼らの顧客(喫煙者)が沢山吸うということは、それだけJTが儲かるわけだから、吸いすぎの意味が不明です。沢山吸ってもらうことに越した事はないので、過ぎることがないわけです。

 

では実際に、JTに何本吸えば吸いすぎなのかを質問してみたいですね。人によって違いますと答えるのが見えていますが。一日2本以上が吸いすぎかもしれませんよ。

 

 

「未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。」

 

 

私なら、こう書きます:

 

 

「未成年者の喫煙は、脳に致命的ダメージをあたえ、その多くはニコチン中毒になり一生禁煙することが難しくなります。何度も禁煙を試みても、ニコチンの毒魔に汚染され止めることがが出来なくなります。麻薬なのです。肺には黒いぶつぶつができ、肺気腫になり、酸素を摂取できないため高濃度の酸素を吸うために酸素ボンベからチューブをだし鼻に挿入しないと日常生活が出来なくなる可能性がタバコを吸わない人に比べてかなり高くなります。肺気腫患者の95%が喫煙者だという統計結果がでています。未成年の喫煙は、とても危険です。大人になってやめられない人の多くは、未成年から吸っています。路上で吸い出したらニコチン中毒末期です。かっこいいと思って吸い出したタバコは、あなたを蝕み、あなたの周りの人に受動喫煙を強制し、良いことは何も無いのです。喫煙はストレス解消だという人もいますが、食後、満腹になった人のストレスとは何でしょうか?睡眠を十分とってすっきりした朝に吸うタバコが解消するストレスとは何でしょう?彼らは、タバコ中毒からくる吸いたいストレスと、日常のストレスを勘違いしているのです。そんな大人にならないように、未成年の喫煙は絶対にやめるべきです。脳に致命的なダメージを与えます。タバコは成人してから、吸いたければ自分の自己責任で吸えばよいと思いますが、全くお勧めできません。仮に吸うとしても、マナーを守れる喫煙者となってください。他人に迷惑をかけないマナーのある喫煙者もいますが、実際はマナーの悪い喫煙者が沢山おり路上で吸ったり、禁煙場所で吸ったりします。これらの行為は、受動喫煙したくない沢山の人に毒をもる行為です。タバコは、繰り返しますが毒です。吸わないに越した事はないのです。未成年のあなたが吸うと、頭に致命的なダメージを与えるでしょう。大人になっても、吸わない方がお得です。よく考えてください。自分のために、そして自分の友人や、将来の家族のために。あなたの脳みそに致命的ダメージをあたえないためにも。アルコール中毒になりたくないのと同じように、ニコチン中毒になりたくないはずです。」

 

 

と、これくらいタバコのパッケージに書けばいいと思いますが、長すぎますか?

 


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COPD慢性閉塞性肺疾患 (よくわかる最新医学) (単行本) [編集]

木田 厚瑞 (著) 


内容紹介
タバコの害というと、まず肺がんがあげられますが、実は患者数で最も多いのがCOPD、慢性閉塞性肺疾患です。現在、日本で診断されている患者数は20数万人ですが、推定の患者数は五百万人とも七百万人ともいわれており、年間死亡者数は1万4千人余りで死因第10位ですが、年々増加傾向にあり、世界では2020年には死因第3位になると予測されています。最初はせきやたんや息切れで始まって、ゆっくり進むので見過ごされがちで、重症化して初めて診断・治療の対象になることが多いため、常時酸素吸入が必要になったり、寝たきりになったりする怖い病気です。ただ早く発見してきちんと治療すれば、進行を止めることができ、脳卒中・肺炎・心臓病といった合併症も予防できます。本書は、早期発見を可能にするチェックリストや肺年齢の測定、治療の第1歩である禁煙、新しい気管支拡張薬、呼吸リハビリテーション、日常生活の心得など、必要な情報を満載。 

内容(「BOOK」データベースより)
タバコ病で死なないために。潜在患者数500万人以上ともいわれる21世紀の生活習慣病。最新の検査法・治療法と療養のコツで寝たきり防止。病気の悪化を防ぎ、肺の機能を回復させる禁煙のすすめ。 

歩き煙草止めてください。

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