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会社で受動喫煙、そして解雇

社員のほとんどが喫煙する、だから吸わない人は我慢しろ、という理論。だったら最初から喫煙できる環境とか、分煙のない環境を説明するべき。タバコが苦手な健康な人を雇用しないとか。中毒でない正常な人は雇わないとかね。皮肉で書いてますよ。

しかしこの会社も問題だが、朝のワイドショーでその問題を伝えるレポーターもまた問題。彼はスタジオで唯一の常習喫煙者。彼は言った、、、『世の中には三種類の人がいる。喫煙する人、隣で吸われても気にならない人、そして問題なのがタバコの煙を吸うと体調が悪くなる人。』

タバコの煙に耐えられない人が問題なのか?


問題をすりかえてはいないか?ニコチン中毒の視点で話してます。彼もかなり問題だ。

この会社の問題は、受動喫煙が日常化していること。受動喫煙被害者がタバコに耐えられない理由で解雇されたこと。職場環境が改善されないこと。

ここまでニュースになるとJTがその会社社長を表彰したり、和解金の一部を援助したなんて話しがありそうな、なさそうな。ま、これは嘘ですが。

世の中おかしい。喫煙者中心になっている。時間分煙の店舗で、「この時間禁煙なのでご協力下さい」、と喫煙者には頭をさげる。しかし、「喫煙可能な時間帯です。受動喫煙にご協力下さい」と健康な客に頭を下げることはまずない。見たことがない。

最初に戻る。悪いのはタバコの煙を受けつけない人なのか?この間違った意識を改善しないと、歩きタバコの問題も解決しないだろう。

このタバコの問題の報道の前に、ゴミ屋敷の報道があった。近隣住民は迷惑している。よく聞く話しだ。ゴミ屋敷の主は、ゴミというか所有物の権利を主張する。

ゴミ屋敷の主と、歩きタバコをする喫煙者、自己の権利ばかりを主張するところが同じである。他人に害を与える意識もないだろう。被害の声を聞いたところで鼓膜は震えるが、心には届かない。だから聞こえないところも同じかな。

近隣の被害者、受動喫煙の被害者、自分達ではどうしようもないところ、加害者が自己中心的で何かに中毒状態(それと同等)で、たちが悪いところが同じである。

結局匂いや煙をまき散らす。彼らの権利だそうだ。

これを読んで、一部喫煙者は思うかもしれない、「ゴミ屋敷と喫煙は違う」とね。喫煙が、喫煙室だけの喫煙なら違う。他人に害を加えないから確かに違う。歩きタバコとゴミ屋敷は、同じだよ。迷惑している人がたくさんいるじゃないか。

歩きタバコや他人に受動喫煙させない喫煙をすれば、その喫煙、尊重します。


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レイ

喫煙者は味覚・嗅覚は間違いなく鈍化してる上に「けむり」に対する感覚は「KY」というのが一般的です。
喫煙者のほとんどは、自身の喫煙が周りにそんなに迷惑がかかっているとは考えてません。自身の嗅覚のマヒが、回りへの影響は軽微なものと錯覚するのです。
各省庁の特別会計に発する埋蔵金(使い切れなかった予算配分のストック)が90兆円を超えると言われているんだから、ガソリン暫定税率なんて無くしても問題ないし、タバコの2兆円も実は問題ないと多数の経済学者が口をそろえます。禁煙令まではしなくてもいいけど、一箱¥1000はやってほしいです。とにかく歩きタバコが最近増えたので制裁したいです。10m以上後ろでも超不快で息を止めるんだよ!!
そうです。歩きタバコは通行人への傷害が懸念されるので全面禁止。外では一定の喫煙エリア(黄色く囲ってある)のみで喫煙可能。
そのうち、動物園みたいに「喫煙サピエンス」と区別されるのを祈ります。
by レイ (2008-02-01 02:42) 

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COPD慢性閉塞性肺疾患 (よくわかる最新医学) (単行本) [編集]

木田 厚瑞 (著) 


内容紹介
タバコの害というと、まず肺がんがあげられますが、実は患者数で最も多いのがCOPD、慢性閉塞性肺疾患です。現在、日本で診断されている患者数は20数万人ですが、推定の患者数は五百万人とも七百万人ともいわれており、年間死亡者数は1万4千人余りで死因第10位ですが、年々増加傾向にあり、世界では2020年には死因第3位になると予測されています。最初はせきやたんや息切れで始まって、ゆっくり進むので見過ごされがちで、重症化して初めて診断・治療の対象になることが多いため、常時酸素吸入が必要になったり、寝たきりになったりする怖い病気です。ただ早く発見してきちんと治療すれば、進行を止めることができ、脳卒中・肺炎・心臓病といった合併症も予防できます。本書は、早期発見を可能にするチェックリストや肺年齢の測定、治療の第1歩である禁煙、新しい気管支拡張薬、呼吸リハビリテーション、日常生活の心得など、必要な情報を満載。 

内容(「BOOK」データベースより)
タバコ病で死なないために。潜在患者数500万人以上ともいわれる21世紀の生活習慣病。最新の検査法・治療法と療養のコツで寝たきり防止。病気の悪化を防ぎ、肺の機能を回復させる禁煙のすすめ。 

歩き煙草止めてください。

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